加齢とともに、気になってくる悩みのひとつであるほうれい線。
日頃どんなに丁寧にスキンケアをしていても、顔のたるみによるほうれい線を消すことはできませんよね。
そんなほうれい線の改善で効果をもっとも感じられるのが、美容皮膚科でほうれい線を消すための治療を受けることです。
そうはいっても、これまでに美容医療を受けたことのない方の中には、美容皮膚科で治療や施術を受けるのには不安があるという方もいらっしゃるはず。
そこで、今回はエイジングケアアカデミーの「ほうれい線は美容皮膚科で消す!クリニックと施術の選び方」を参考にして、ほうれい線が目立つ原因と美容皮膚科で行うことができるほうれい線の治療法について紹介いたします。
ほうれい線が目立つ原因
ほうれい線の主な原因は、顔のたるみです。
加齢や紫外線による光老化などで真皮が衰えるのにともなって、線維芽細胞が活力を失ってしまい、お肌のハリや弾力に大切なコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの物質が減ってしまいます。
それにより、真皮が脂肪やお肌の細胞を支えられなくなって皮膚が垂れ、しわやほうれい線が目立ちやすくなってしまいます。
エイジングケア化粧品を使って、しっかりとした保湿や正しいスキンケアを行うことによって、ほうれい線の予防をすることは可能です。
ですが、顔のたるみによって、一度できてしまったほうれい線をスキンケアで改善することはできません。
そこで美容医療の施術が、一番効果を感じやすいほうれい線の改善策となっているのです。
美容皮膚科とは?
美容皮膚科では、美しい肌を取り戻すために、皮膚のトラブルや病気を解決する治療や施術を行っており、一般の皮膚科と比べて美容やお肌を綺麗にすることに力をいれています。
例えば、内服や外用薬、サプリメントの処方、レーザー治療や注射、美容点滴など、ほうれい線やシミ、シワ、肌荒れやニキビなど幅広い皮膚に関するお肌悩みに対してメスを使わない治療を提供します。
美容皮膚科で行えるほうれい線改善のための施術
ここまでで、ほうれい線の原因や美容皮膚科についてご紹介いたしました。
実際にほうれい線を改善するために美容皮膚科で行える治療にはどんなものがあるのかをここでは紹介します。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、注射針を使って、ヒアルロン酸を真皮の内側に注入し、お肌を持ち上げることでほうれい線を薄くする治療です。
一般的な施術時間は、わずか10分程度で、ダウンタイムもほとんどありません。
施術後、問題が無ければ、注射針を刺した箇所以外は、メイクもできます。
激しい運動や飲酒、喫煙さえ控えれば、施術直後から普段どおりの生活で問題ありません。
人によって差がありますが、注入後すぐ効果が実感でき、3~12カ月程度持続します。
HIFU (ハイフ)
HIFU (ハイフ)は、焦点式超音波リフトのことで、専用の機器を使用して超音波を皮膚の奥の表在性筋膜(SMAS層)にピンポイントで照射する施術です。
このハイフを当てることによって、脂肪が熱で収縮し、ほうれい線が浅くなります。
施術時間は、30~40分で、施術後すぐからメイクをすることも可能です。
病院やクリニックで施術を受ければ、安全性が高く、大きな副作用の心配もほぼない治療です。
光フェイシャル
光フェイシャルは、お肌を保護するためのジェルを塗って、光を照射していく施術で、お肌の内部に医療用の光で刺激を与え、コラーゲンの生成を促したり、肌トラブルの原因を解消したりすることができます。
施術時間は、10分~20分程度で、施術内容にもよりますが、施術後すぐからメイクも可能です。
個人差はありますが、1回では効果を感じづらいこともあり、理想的には、月1回を4~5回行なうことが望ましいとされています。
まとめ
今回は、ほうれい線が目立つ原因とほうれい線に効果がある美容皮膚科での施術をご紹介いたしました。
スキンケアでは、改善が難しいほうれい線ですが、美容皮膚科での治療なら効果を実感できる可能性が高いです。
また施術のなかには、ダウンタイムがほとんどなく、すぐにメイクをすることができるものもあるのが嬉しいところ。
病院を選ぶ際は、ガイドラインを守っているのかや医師が直接説明をしてくれるかなどをチェックして、信頼できる美容皮膚科を選び、安心して施術を受けられるようにすることがしてくださいね。