切らないたるみ治療の1つであるハイフ。肌老化の改善やリフトアップに人気の施術ですが、その効果はいつから実感できるのか?どれくらい効果が持続するのか?など、気になる方も多いと思います。そこで、今回は、ハイフの効果 についてご紹介します。
ハイフの効果は?
ハイフによって、組織が超音波の熱ダメージを受けて、凝固・収縮されることにより、肌が引き締められます。また、脂肪組織も同時に破壊されるため、組織が小さくなります。さらに、熱ダメージが治癒し、肌組織が再構築される過程でコラーゲンが生成されることにより、肌のたるみがじっくり改善していきます。
真皮層へアプローチすれば、ほうれい線や小じわの改善効果が期待でき、皮下組織へアプローチすれば、比較的深いシワの改善や肌のハリの改善が期待でき、SMASへアプローチすれば、たるみを改善してリフトアップ効果が期待できるのです。
また、お腹や二の腕、背中や内ももなど、体の気になる部分だけを効果的に引き締めることもできます。
ハイフの効果が実感できる時期と効果の持続期間と施術頻度は?
顔と体では効果を実感できる時期が異なります。
顔は、皮下組織が体に比べてそれほど厚くないため、施術完了後からすぐに効果を実感できる場合が多いようです。これは、ハイフによる熱で肌が収縮して引き締められることで、リフトアップが実感できるためです。
もちろん、施術後3〜4日経過してから実感し始める人、施術による腫れが引いたあと数日してから実感できる人、1ヶ月ほどしてから実感できる人もいますが、いずれも、その後、2〜3ヶ月ほどゆっくりと引き上がる効果を感じられ、効果のピークに達します。肌のハリや弾力については、施術後1〜3ヶ月程度が最も効果を感じやすいといわれています。
一方、体は顔に比べて皮下組織が厚いため、施術後すぐに効果を実感できることはほぼなく、施術後2週間~1ヶ月くらいから徐々に施術効果を感じる人が一番多いです。
効果の持続期間は、顔の場合は概ね3〜6ヶ月、長くて1年程度が目安で、体の場合は1ヶ月が目安です。効果の持続期間は、皮下組織の厚さが関係しており、皮下組織が体よりも薄い顔の方が効果が持続しやすいのです。
施術頻度の目安も顔と体では異なります。
皮下組織が薄い顔の場合は、短期間で施術を繰り返すとダメージを受けやすくなります。何度も繰り返し施術を同じ箇所に行うと、やけどなどのリスクが高まり、最悪の場合は色素沈着などを起こすこともあるので、3〜6ヶ月の間隔で施術を受けるのが目安となります。
皮下組織が厚い体の場合は、ダメージが蓄積しにくいので、2週間に1回の間隔でも大丈夫です。効果の持続期間も顔に比べて短いため、比較的短時間で施術を継続することになります。
まとめ
ハイフは、顔だけでなく体にも使用でき、気になる部分にピンポイントで施術ができます。ハイフの機種や施術箇所などによって、その効果や効果を実感するまでの時間、効果の持続期間は異なるので、これらも知った上で、施術を検討しましょう。