シワを取るための対策

シワを消す方法を知りたいなら!

シワといえば、エイジングケアの大敵。

シワがあるだけで老けた印象を与えることに加え、お肌のハリや弾力も不足して決して美肌とはいえません。
そんなシワを取りたい、消したいとお考えのエイジングケア世代の女性は多いはず。

シワの予防や改善のためには、エイジングケアをはじめとする対策が必要です。

また、目立ってしまったシワを消すことは化粧品ではできないので、美容医療に頼ることも選択肢の一つになります。

そこで、この記事では、ナールスエイジングケアアカデミーの「しわを取る、消す対策は本気で!10の改善法と7の美容医療」を参考に、シワのエイジングケアから美容医療まで幅広い対策をご紹介します。本気でシワを取る、消すための方法を知りたい方はチェックしてくださいね。

シワ対策の基本は予防と治療

シワといっても、実はその種類や原因は複雑です。
そんなシワの対策は、大きく予防的な対策と改善、治療に分かれます。
つまり、日常生活や化粧品によるエイジングケアで行うシワ予防と美容医療などによるしわの治療です。
シワは一度できてしまうと、改善するのが難しいものもあります。
ですから、シワ対策は予防を中心に行うことが大切です。
とはいっても、できてしまったシワを何とか改善したい、消したいというのは誰もが思うこと。
この記事では、シワ対策として大きく2つに分けて解説します。
 日常生活とスキンケア、エイジングケアによるシワ対策
 美容医療によるしわ対策
また、食べ物や睡眠などによるシワ対策についても触れたいと思います。

シワはお肌の組織の成分が不均一になってしまってお肌が折れ曲がってできるものですが、表皮や乳頭層までのタイプの対策は、比較的簡単で、ピーリングや外用薬で行うことができます。
一方、真皮の乳頭層より奥のお肌で起こったシワの対策は、外科的な措置、光・熱などを使った美容医療が必要です。

シワの種類と原因について知ろう!

一口にシワといっても、いくつかの種類があり、原因は異なります。
シワ対策もその原因とタイプ別に方法が異なります。
既にシワができてしまっている人は、自分のシワがどのタイプのシワなのか確認しておきましょう。
原因を知っておくことで、効率的なシワ対策ができます。
シワをタイプ別に分けると次の3つがあります。
 乾燥による小じわ(ちりめんじわ)
 真皮のダメージから起こる真皮じわ(大じわ)
 表情じわ
これらのシワの原因は、その名のとおりです。
 乾燥による小じわは、乾燥が原因でできるシワ
 真皮じわは、真皮の線維芽細胞の衰えや紫外線のダメージなどでコラーゲンやエラスチンなどが減少したり、変性することで起こるシワ
 表情じわは、表情のクセでそれが固定してしまって起こるシワ
また、最近では、ブルーライトや近赤外線が原因となって光老化を起こし、シワになるリスクがあることがわかっています。
また、顔の骨密度の低下もシワに悪影響を与えることがわかってきました。
これらは、すべて予防美容的なエイジングケアが可能です。
しかし、シワができてしまった後では、エイジングケアだけで目立たないようにできるのは、乾燥による小じわだけです。
真皮のダメージから起こる真皮のシワや表情のシワを大きく改善するには、美容医療による治療的な対策が必要です。

シワを予防するエイジングケアとは?

シワ対策は、目立ったシワの改善や解消よりも、できないようにすることが大切です。
まずは、シワができてからの対策の前にシワの予防対策を考えましょう。
シワの予防対策についても、さまざまなものがあります。
シワの予防のエイジングケアは、スキンケアの見直しと日常生活の見直しが大切です。
ここでは、シワ対策のエイジングケアの方法についてご紹介します。

1)保湿と乾燥肌対策
エイジングケアの基本は、保湿です。
お肌の水分をしっかり保持しましょう。
外出の後、脱毛の後、お風呂上がりなどは、しっかりと保湿しないとシワの原因になります。
だから、シワの対策として、予防のために最優先させるのも、保湿なのです。
とくに、乾燥による小じわ対策を考えた場合は、しっかりと保湿することが大切です。

2)紫外線対策
お肌の老化の80%が紫外線の影響といわれています。
だから、保湿同様、紫外線対策は、シワのエイジングケアにとって最も大切です。
その理由は、紫外線がお肌の乾燥を進行させることに加え、真皮の構造や機能まで破壊してしまうからです。
紫外線は、お肌の真皮層まで到達し、お肌のハリを支えているコラーゲンやエラスチンなどの線維を破壊します。
このため、紫外線を浴びすぎると真皮じわが起こりやすくなります。

3)エイジングケア化粧品
シワの予防には、30歳頃からエイジングケア化粧品を使うことが有効です。
最近では、さまざまなブランドのエイジングケア化粧品が市販されているので選び方も難しくなっています。
そんなエイジングケア化粧品は、もちろん、エイジングケア化粧品成分に着目しましょう。

4)フェイスマッサージやエクササイズ、美顔器
シワの予防には、顔全体や全身から考えるエイジングケアも大切です。
シワ対策として、フェイスマッサージを取り入れることもよい選択肢の1つです。
マッサージを行って、血行やリンパの流れをよくすることで、シワの対策になるのです。

5)シワ対策のための食事やサプリメント
食べ物によるエイジングケアも、もちろんシワ対策に効果的です。
シワ対策のためには、コラーゲンやエラスチンの生成を助ける栄養素を摂るようにします。
食品やサプリメントからコラーゲンを食べると、分解されてコラーゲンの原料であるアミノ酸をつくることができます。
ただし、食べたコラーゲンが直接、お肌のコラーゲンにはならないことが理解しておきましょう。

美容医療による本気のシワ対策!

シワが目立ってから対策を考える方も多いですが、すでにシワが目立ってしまってからでは、いくらシワの予防対策を行っても、残念ながら劇的な改善は望めません。
つまり、シワを取ることはできないのです。
特に、真皮の乳頭層より深いシワは、エイジングケア化粧品などの予防的な対策では改善しません。
それでも、目立つシワを何とかしたいと考えるエイジングケア世代の女性もいらっしゃいます。
その場合、真皮じわや表情じわなどできてしまったしわの大きな改善を求めるなら、美容外科医などの専門医によるシワ治療が必要となります。
エイジングケアを行っても、十分な効果が見られない場合や、すでに深いシワが目立つ場合、早く改善したい場合などには美容医療を検討しましょう。

美容医療でのシワ対策は、次のようなものがあります。

1)外用薬による治療(レチノイン酸)
2)ケミカルピーリングによる治療(AHA、BHA)
3)注射による治療(ヒアルロン酸、コラーゲン、ボツリヌス菌など)
4)レーザーによる治療(Ndヤグレーザー、ダイオードレーザー、ウルトラパルス炭酸ガス
レーザーなど)
5)ラジオ波治療(サーマクール、イントラジェン、テノールなど)
6)外科的手術による治療(糸リフト、フェイスリフトなど)

こうした美容医療を受ける場合は、専門医と相談した上で、十分に理解して納得した上で行うことが大切です。

まとめ

いやなエイジングサインの代表ともいえるシワの予防や改善の対策について、エイジングケア化粧品によるケアから美容医療まで幅広くご紹介しました。
シワ対策は、大きく「予防」と「治療」に分かれますが、その原因と種類を知ることが大切なことがおわかりいただけたのではないでしょうか。
この記事「シワを取るための対策」を参考にして、気になるシワの予防や改善に努めていただければ幸いです。