あなたの理想の二重には埋没法と切開法のどちらがおすすめ?

二重整形には、埋没法と切開法があります。施術によって、費用、時間、ダウンタイムなどが異なり、メリット・デメリットがあります。また、まぶたの特徴や理想とする仕上がりによって、どちらが向いているかが変わります。そこで、今回は、二重整形は埋没法と切開法のどっちがいい?違いを解説!をご紹介します。

埋没法の特徴

埋没法は、細い特殊な糸を使ってまぶたを数カ所縫いとめる施術です。埋没法には、挙筋法と瞼板法の2種類があります。挙筋法は、瞼板に糸を通さないので、糸が瞼板上に露出せず、術後に眼球を傷つけるリスクが軽減されます。瞼板法は、瞼板に皮膚から糸を通して結びます。

むくみが少ない状態で施術を受けると、腫れの症状が出にくいと言われているので、施術の前日はお酒や塩分の摂りすぎを避け、冷えを予防しましょう。

当日はすっぴんの状態でクリニックに行きましょう。

施術の流れとしては、医師と相談の上、二重の線を決めた後、まぶたに麻酔処理をします。そして、まぶたを医療用の細い糸で2,3箇所を縫い止め、二重を作ります。手術時間は両目で30分ほどです。

施術後はコンタクトやアイメイクはできません。多少痛みを感じる場合があるので、処方された鎮痛剤を飲んでゆっくり休みましょう。

ダウンタイム中は腫れや内出血の症状が出るので、症状を早く引かせるために、血行が良くなる行動や、まぶたを掻いたり擦ったりして刺激することはやめましょう。

埋没法のメリットは、手術時間が短い、ダウンタイムが3日~1週間と短い、切開法と比べて施術費用が安い、糸をとって元のまぶたに戻せ、糸を結び直すことでやり直しができることです。

一方、デメリットは、糸が取れたり緩むことがあり、長くても10数年以内で再手術が必要なことが多い、広い二重のラインを作った方やまぶたにたるみがある人は糸が取れやすい、まぶたの皮膚にもともとある溝に沿って二重のラインを決めていくため、二重の幅やデザインには限界がある、脂肪が厚くたるみが強いまぶたでは糸の力で持ち上げられず、施術ができないことです。

切開法の特徴

切開法とは、二重を作るラインにメスを入れ、縫い合わせることによって二重を作る施術です。切開法には、二重ラインの全体を切開するので、目の上の脂肪をきちんと除去できる全切開と、二重の一部を切開するので、術後の腫れや痛みが少ない部分切開があります。

前日は、埋没法と同じくむくまない行動を心がけ、当日も埋没法と同じく、すっぴんの状態でクリニックに行きましょう。

施術の流れとしては、医師と相談の上、二重の線を決めた後、まぶたに麻酔処理をします。そして、二重の線に沿ってメスを入れ、眼輪筋と呼ばれる筋肉を切除し、脂肪も取り出した後に皮膚を再び縫い合わせます。施術時間は両目で30〜60分ほどです。

施術後はメスを使う手術のため、埋没法よりも腫れや内出血の症状が目立ちます。施術後5日〜1週間ほどで抜糸のために来院する必要があり、抜糸までの数日間はゆっくり休みましょう。抜糸後は腫れや内出血などの症状が徐々に落ち着きますが、血行が良くなる行動を避け、できるだけ安静に過ごしましょう。

切開法のメリットは、自由なデザインの二重を作れる、切開と同時に脂肪やたるみが取り除ける、埋没法の効果は平均して3〜5年程度継続するのに対して、切開法は半永久的に二重が持続することです。

一方、デメリットは、ダウンタイムは3週間前後で埋没法と比較して長い、再手術はできるが元の形には戻せない、埋没法より費用が高いことです。

まとめ

自然に仕上げたい、デザインにこだわりたい、費用を安く抑えたい、半永久的に効果を持続させたいなど、人により二重整形において重要視するポイントは違います。だから、埋没法と切開法の特徴やメリット・デメリットをしっかり理解し、自分に合った施術法を選びましょう。